痛風が悪化すると

関節障害

 

痛風の発作を繰り返し、関節炎が慢性化すると、発作が起きやすくなり消炎期間が短くなります。それに伴い痛みも強くなります。

 

多くは膝やくるぶし、肘に見られますが重篤になると肩や股関節、脊柱にも起こります。そうして疲弊した関節は破壊され変形し、関節障害を誘発します。

 

高血圧

 

痛風にかかると高血圧の症状も現れます。これは、痛風の患者は比較的肥満傾向にあり、すでに脂肪が多く体内に蓄積されていることから、動脈硬化や高血圧を起こしやすい状況だからです。

 

また、痛風患者の食生活は高脂肪、高カロリーと偏りがあることから、高コレステロール血症にも陥りやすいとされています。

 

糖尿病

 

痛風が重篤化すると糖尿病を引き起こします。糖尿病は血糖値を調節するインスリンの欠乏によって起こり、高血糖の状態が長引くのが主な症状ですが、一般的に尿酸値が高い人は血糖値も高めであることが多いようです。

 

 

腎臓障害

 

尿酸塩が蓄積すると腎臓に病変を引き起こします。病変には3種類あり、慢性尿酸腎症(痛風腎、慢性間質性腎炎)、急性尿酸腎症(急性尿細管間質性腎炎)、尿酸性腎結石に分かれます。WHOの統計によると、痛風患者の1/4は腎不全から尿毒症の経過をたどるとされています。

 

痛風結石

 

長期にわたり尿酸値が高い状態が続くと、関節周囲の組織が破壊され痛風特有の症状が現れます。痛風結石が蓄積した関節包は動かすたびに損傷し骨折や脱臼に至ることがあります。脱臼した場合は、患部の痛風結石が崩壊し、非常に治癒が困難になります。