痛風とは

昔からある病気

 

痛風は古来からあり、数千年前のエジプトのミイラからもその症状は確認されています。紀元前400年頃から人々のあいだで痛風は王様がかかる病気だという認識があり、当時からすでに食習慣や不摂生が引き起こす代謝障害であることが知られていました。

 

痛風は海鮮料理やホルモン、それに飲酒が加わると発症しやすくなります。このため昔は若い男性や女性の患者は少なかったようです。

 

原因は?

 

痛風は生活習慣病の一種であり贅沢病とも言えます。生活水準の向上に伴い食べることが当たり前になった今、痛風のリスクを考えず暴飲暴食をし痛風を発病する人が増加しています。

 

この病気は関節包や滑膜、軟骨、その他周囲組織に尖った尿酸の結晶(尿酸塩)が溜まることによって起こる炎症反応です。

 

痛風患者のうち約20%は遺伝要因や家族要因が関係しており、足の親指の関節やかかとに多く見られ、他にもくるぶしや膝といった大きな関節にも現れます。慢性化すると指の関節にまで炎症が及ぶこともあります。

 

症状は?

 

関節の鋭い痛みが主な症状であり、多くは片側に突然現れます。就寝中に突然関節が熱を持って腫れ上がり、動いたり触れるだけで痛むほどの状態になることも珍しくありません。

 

特に現代人は食事内容と生活習慣に注意が必要です。美味しいからといって食べすぎたり、不規則な生活で明け方まで働いたりするのは自虐行為です。

 

 

かかりやすい人は?

 

中高年や肥満傾向の人、デスクワークの人に多いため、毎年必ず健康診断を受け、尿酸値をチェックすることが大切です。