痛風と治療薬

痛風は尿酸の血中濃度が高くなり、血液の溶解度を越えてしまうことから起きます。血液内で溶かしきれず残った尿酸は結晶化し、関節に溜まって炎症を起こします。

 

典型的な発作の場合は突発的に痛みが起こり数時間で激痛にまで発展します。今回は痛風治療によく使われる薬について紹介します。

 

非ステロイド系抗生物質

 

痛みの急性症状を緩和する薬物として最も多く使われます。

 

コルヒチン

 

急性症状の治療に古くから使用されている薬です。関節内で尿酸を攻撃する白血球の働きを弱めます。

 

長期服用をすると胃腸障害や骨髄の抑制、肝機能障害、アレルギー反応など副作用が出やすいため服用の量を量と期間は必ずまもるようにします。また腎臓への負担が大きいことから腎疾患のある患者は服用を控えます。

プリン体酸化抑制剤

 

原発性及び続発性高尿酸血症に用いられ、尿酸の結晶化と尿酸の生成を抑制します。尿酸過多と尿酸排泄薬が禁忌の場合が主な適応症になります。

 

.糖質コルチコイドホルモン

 

糖質コルチコイドホルモンは急性症状に極めて効果があり、前述の非ステロイド系抗生物質やコルヒチンが使用できない場合や腎不全の患者に適用されます。

 

痛風の薬物療法は食事療法と並行して進められることが多く、痛風患者は普段の生活にも気を配る必要があります。

 

高カロリー、高タンパクの食事は避け、ビタミンなどの栄養素を摂りつつ栄養バランスに注意します。刺激物や調味料は少なめにし、薄味に仕上げることも治療を進めていく上で大切です。